和了役

和了役(ホウラヤク)とは麻雀の上がり役のことです。 麻雀は一翻縛理(イーファンシバリ)といって、最低一翻の役がないと和了できません。ドラは翻数としては数えますが、役としては認められていません。つまりドラ1(イチ)だけでは和了できません。

麻雀の和了役(ホウラヤク)は複合します。例えば平和(ピンフ)断么九(タンヤオ)一盃口(イーペーコー)はそれぞれ一翻(イーファン)役ですが、これらが複合すればピンフ、タンヤオ、イーペーコーで三翻(サンファン)役となり、点数は4倍となります。 これにリーチをかければ四翻(スーファン)役となり、8倍になります。

一翻(イーファン)役、二翻(リャンファン)役、三翻(サンファン)役、四翻(スーファン)役と点数が1倍、2倍、4倍、8倍と倍々になって行くのが麻雀の特徴です。ただ、どこまでも倍々ゲームとすると大変なので、

40符四翻以上五翻は「満貫」(まんがん)として8000点、

六翻以上七翻で「跳満」(はねまん)として12000点、

八翻以上十翻で「倍満」(ばいまん)として16000点、

十一翻以上十二翻「三倍満」として24000点、

十三翻以上は「四倍満」(別名:数役満)として32000点で打ち切ります。

昨今では、7680点の30符四翻を満貫としている人達も多いようです。本来満貫は打ち切りルールなので、7680点を8000点に切り上げるのは理屈としておかしいのですが、計算が面倒くさいというか、ちゃんと計算ができない人が多いということでしょう。

符の計算は上級者にお任せしてもいいですが、役に関しては、憶えましょう。麻雀始めたばかりの友人で、和了役を書いた本を膝の上に置きながら大三元を和了し、他の3人がシラけました。そういうことがないように、役くらいは憶えましょう。