和了(ホウラ)型の構成

和了(ホウラ)型

和了型は1組の雀頭(ジャントウ、あたま)と4組の面子(メンツ)で成り立ちます。

1ピン頭、345ピン、567ソー、789ワン、北刻子

 

雀頭 (ジャントウ)

同じもの2牌のワンセットです。

1ピン対子、4ソー対子、6ワン対子、北対子

 

面子(メンツ)

麻雀牌3牌の組合せですが、順子(シュンツ)刻子(コウツ)の二種類があります。

456ワン、1ピンコウズ

 

順子(シュンツ)

同じ種類の1から9までの連続3牌、ただし、トランプの7並べのような8-9-1や9-1-2のような循環はありません。
手の内にある順子を暗順(アンシュン)と言い、副露(フーロ)したものを明順(ミンシュン)と言います。ただ順子は、刻子と違い符がないので、暗順・明順は問題になりませんので、知っている人も少ないです。

123ソー、345ワン、567ピン

 

刻子 (コウズ)

同じもの3牌、したがって、数牌、字牌全て可能です。
手の内にある刻子を暗刻(アンコ)と言い、副露したものを明刻(ミンコ)と言います。

6ワン刻子、1ピン刻子、東刻子

 

槓子(カンツ)

同じもの4牌、数牌、字牌全て可能です。
手の内にある槓子暗槓(アンカン)と言い、副露したものを明槓(ミンカン)と言います。手の内に4牌同じものがある場合、「槓(カン)」と宣言し、明槓と区別するために2牌のみ晒します。明槓には、他家が打牌したものを、「カン」と宣言して、手の内の暗刻を副露する場合のほか、明刻を副露しているところへ、同じ牌を自模り、「カン」と宣言して、明槓を作る場合があります。これを加槓(カカン)と言います。
槓をした場合、1牌不足しますので、嶺上牌で補充します。

6ワン槓子、1ピン槓子、東槓子


対子(トイツ)、搭子(ターツ)

順子、刻子は面子ですが、この順子、刻子に1牌足らないものも面子と言います。その意味で対子(トイツ)も面子です。あと1牌来ると順子が完成するものを搭子(ターツ)と言います。

東対子、34ワン、槓5ソー、辺7ピン