ゲーム進行の流れ

プレーヤーは四人で、一人が親で、残りの三人が子となります。 

親を荘家(チュワンチャ)と言い、子を散家(サンチャ)と言います。
親を東家(トンチャ)、子は親から反時計回り に南家(ナンチャ)、西家(シャーチャ)、北家(ペイチャ)となります。
現在は半荘(ハンチャン)戦が主流で、親は東(トン)場、南(ナン)場で順番に一回ずつ来て全員親を二回すると終了します。

場決め

半荘開始

起親(チーチャ)決め

東一局→東二局→東三局→東四局(東ラス)

南一局→南二局→南三局(ラス前)→南四局(大ラス)

点数計算(半荘終了)

起親決め

起親決めから点数計算までが半荘という一つの単位になっており、これを繰り返します。また、場所、人の並び方もツキに影響があるということで、半荘を二回やると場決めするのが普通のようです。

一局

麻雀ゲームの最小単位は一局です。誰か一人が最初に上がれば、一局は終了して、次の局に進みます。上がりのことを和了(ホウラ)と言います。
それでは、どうやったら上がりになるのか、見て行きましょう。

配牌、模打、和了

ゲーム開始時に配牌(ハイパイ)と言って、全員に13牌(パイ)配られます。
親から順番に山から一牌ずつ持って来ます。この一牌ずつ持って来ることを自模(ツモ)と言います。自模って来ると14牌になりますので、これで和了型になれば、それでゲーム終了です。これを自模和(ツモホー)と言います。この場合、直ちに「ツモ」と宣言します。そうでない場合、不要な牌を一牌捨てます。これを打牌(ターハイ)と言います。自模って来て不要な牌を一牌捨てることを模打(モーター)と言います。
これを誰かが上がるまで繰り返します。
また、他家(ターチャ)が捨てた牌で自分が和了できる場合も和了することが出来、これを栄和(ロンホー)と言います。この場合、直ちに「ロン」と宣言します。
和了には自模和(ツモホー)と栄和(ロンホー)の二通りがあります。

 

点棒の授受

和了すると点数の清算を点棒の授受で行いますが、親は子の倍のレートで点棒の授受をします。
子の自模和の場合、残り三人から点棒を貰いますが、親からは子の倍額を貰えます。親の自模和の場合、三人の子から、倍額貰えます。
栄和の場合、和了牌を出すことを放銃(フォンチュン)、通称「振り込み」と言い、振り込んだ人の一人払いとなります。
誰かが上がると一局は終了しますが、最後の牌まで行って誰も上がらない場合も流局(りゅうきょく)となって終了します。親の連荘(レンチャン)にならないと、親は次の子、下家(しもチャ)に移ります。

 

女性向けの麻雀セットもあります。